薬師如来坐像の胸を開くと、その仏像よりでっかい顔が!
実はこれ、「贈書」いただいた本の中から出てきた「像内納入品~鎌倉を中心に~」という本の表紙。鎌倉国宝館で平成9年に開催された特別展の目録です。
仏像内に文書や仏像、容器などを入れておく行為は奈良時代には確認されているとのこと。埼玉のお寺では、阿弥陀如来座像の中からマリア観音と十字架が出てきたなんていう例も!
ちなみに、この写真は海蔵寺の仏殿に安置されているそうです。ただし、胎内仏のご開帳は61年に1回。次はたぶん2058年かな?
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