読書週間記念イベント「読書にぴったりのサブレを探れ!」が、11月7日(土)10時から「かまくら駅前蔵書室」で行われました。
鎌倉市内で販売されている60種類以上のサブレ(サブレー)を食べ尽くしている高橋和也さん(会員)があらかじめ厳選した5品を、7名の参加者で食べ比べしました。
高橋さんから主旨やルール説明の後、「サブレ(サブレー)」「クッキー」「ビスケット」の違いなどもレクチャーを受けました。
さて、今回はどのサブレ(サブレー)が「読書に合うか」を競います。
つまり、味はもちろんのこと、例えば読書のときに食べやすい形か、割りやすいか、ぼろぼろしないか、脂分が手につかないか、あるいは主張し過ぎていないかなどを考慮しながら、参加者は実際に本を片手に実食します。
一つずつ登場するサブレ(サブレー)にどよめきが起きたり、うなづいたリ、徐々に盛り上がってきました。そのつど商品についての解説も高橋さんから入ります。さすが、個人経営の洋菓子店を含め大船エリアまで60種以上を食べ尽くしているだけのことはあります。
「でも、これが専門ではありませんから」という注釈が何度も入りました(笑)
さあ、まず1回目の投票です。
用紙に書かれている5品の中から3品にチェックを入れて投票箱(サブレの缶)へ。
開票の結果、上位3品に絞られました。
そして選ばれた3品を、再度実食します。
1回目の飲み物は舌をフラットにするため水でしたが、ここでは各自がコーヒーか紅茶を選んで、より読書をするにふさわしい環境を整えました。
1回戦はざわついていた会場ですが、本をじっくり読み出して静寂が訪れたのです。
いよいよ最終決戦投票です。
今回は、最も合うと思うサブレ(サブレー)の名前を一つだけ記入します。
一人ずつ投票コーナーまで足を運び記入後、投函。まるで選挙の投票所のようです。
みなさん、真剣!
でも、書かれているのはこんな感じ(笑)
その結果、栄えある第1位に選ばれたのは・・・
北鎌倉の建長寺さんの売店で販売している「梵鐘サブレ」でした!
おめでとうございます。
大きさも手頃で、いちばん薄い、ポロポロしない、ほどよい甘さなどが選ばれた理由。
さっそく製造元の(株)大森商店さん(材木座)に電話をかけて結果を報告します(笑)。
「梵鐘サブレが、読書に合うサブレ第1位になりました。おめでとうございます!」
一方的な報告に最初はいぶかしげでしたが、主旨をご理解いただけるととても喜んでくださいました。
勝手にエントリーして勝手なメンバーが勝手に決めて申し訳ありませんでした。
もう一つ、勝手に「かまくら駅前蔵書室」推奨「読書にぴったりな鎌倉のサブレ」に認定させていただきます(笑)。
こうして、「鎌倉市内で販売されているサブレ(サブレー)で読書にぴったりなもの決定ワールドカップ」(名称が変わってる)は終了したのです。
みなさんご参加ありがとうございました。
お土産には、10月いっぱいで販売終了となった鎌倉紅谷さんの「大いちょうサブレ」や・・・
髙橋さんが独自に取り寄せてくれた京都井筒八ッ橋本舗さんの「鴨サブレ」ほか余ったサブレ(サブレー)たちをお持ち帰りいただきました。
「梵鐘サブレ」は建長寺さんの山門を入って右手の売店でお求めになれます。1箱に20枚入りで1000円とお値段も手頃です。秋の夜長、読書のお供にいかがですか。
尚、大森商店さんでは販売していませんのでお気をつけくださいね。
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