カマゾウが「鈴木さん入会キャンペーン」
年会費は釣り上げたスズキ
会員制の小さな図書室「かまくら駅前蔵書室(カマゾウ)」(鎌倉市小町1)は4月1日、鈴木姓の会員の入会を喚起するために「鈴木さん入会促進キャンペーン」を始めた。
同図書室は鎌倉好きと鎌倉の本が集まるコミュニティースペースとして2015年8月にオープン、現在会員登録者は189人となった。ところが集計(日本野獣の会調べ)したところ、髙橋姓5人、中村姓5人、佐藤姓4人などの姓が多いにもかかわらず、室長と同姓の鈴木が一人もいなかった。
会員で鈴木研究家の丸山隆太郎さんによると「鈴木姓の数は全国2位。地域では和歌山県を発祥に東海、関東、東北、北海道の太平洋岸に特に多い」そうで、いまだに会員に鈴木がいないことがカマゾウ七不思議の一つともなっている。
そこで鈴木姓の会員を一気に増やし、髙橋姓、中村姓、佐藤姓、小田姓(雨の実グループ)などの勢力に対抗するため同キャンペーンを行うことになった。
4月1日に会員登録を希望する鈴木さんには、自分で釣り上げてきた魚のスズキをカマゾウに持参すると年会費1万円が無料となる。さらに男性の場合は室長が笑顔で、女性の場合は熱いハグで迎えるという。
室長の鈴木章夫さんは「これまでにない画期的で超お得なキャンペーン内容。すでに材木座あたりから船を出した人もいると聞く。スズキが届けば今晩の会員交流会『カマホンアレイ』で解体ショーをやりたい。たくさんの鈴木さんの来室を心から待っている」と話し、「そもそも全国的に鈴木さんの繁殖能力が弱っているとしたら心配」と憂えてもいる。
以上、エイプリルフールの鎌倉駅前からお伝えしました。
尚、写真はイメージです。鈴木さん一族としてお許しください(笑)
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