「ファンの皆さま、ほんとにあのー、おめでとうございます」
もうずいぶん前のことです。ヤクルトスワローズが優勝を決めた試合後のインタビューで、若松勉監督が放ったフレーズを今でも覚えています。
ハマスタですよ。クッソーと思いながらも、あのキャラ、あの一言に心は和み、そしてなーるほど!と唸ったものです。
普通なら「ファンの皆さま、応援ありがとうございます」ですよ。
それを「おめでとうございます」と。
でもこれ、単なる言いまつがいではなく、これまでずっと応援し続けてくれたファンとの一体感から、自然に湧き出てきた一言だった気がします。
僕も今、お立ち台に立った若松監督的心境なんです。
象徴的なのが、昨日のフナゾウ(ネクトン大船さん1階での会員さんが出店、出品、出演、参加でみんなが楽しむフェス)です。
出店者、出品者、出演者、そして参加者までが譲り合い、助け合い、楽しむという、なんだかすてきな場になっていたのです。
「鈴木さんが場を作ってくれた」
と、よく言われますが、僕はきっかけを作っただけで、あとは皆さんが面白がってくれて、本当にいろんなことをいくつもいくつも作ってくださった、そんな6年間だったと思うのです。
「鈴木さんがつないでくれる」
とも言われますが、僕はそこにいただけで、つながりたい、ああしたい、こうしたいという皆さんの思いがあったからそ、自動的に、時には奇跡的につながっていった6年間だったと思うのです。いや、ゼッタイそうだ。
だから、いま心から言いたい。
「会員の皆さま、6周年おめでとうございます」
この6年間は、最初の頃からいる人も、途中から入ってくださった人も、そして入ったばかりの人も、世代も肩書きも性別も関係なく、分け隔てなくいつでもフラットに、それでいて尊重し合い、ここにくれば一人一人が時に主役で、時に脇役で、時にその他大勢になって、自分を楽しんできた歴史なんです。
そんな歴史を作ってくださった、そしてこれからも作ってくださる皆さん、
ほんとにあのー、6周年おめでとうございます。
これからもよろしくお願いします。
相変わらず今日も長い文章をお読みいただきありがとうございます(←言った!ありがとうございます)。
というわけで、今年も記念バッジを用意しましたので、お受け取りください。
昨年のキーホルダー型から、以前の普通のバッジに戻りました。
デザインは、今年ならではとなっています。記念ですから。